Android Kotlin基礎講座 01.2: 基本的なアプリの構造
目次
この講座について
この記事はAndroid Kotlin基礎講座の一部です。これ以外のAndroid Kotlin基礎講座(全10回)も一緒に受講することでAndroidアプリの開発手法、およびKotlinの基礎知識を学ぶことができます。全講座はAndroid Kotlin基礎講座にリスト化されていますので参考にしてください。
またこの記事ではGoogle Developers Training teamによってGoogle Codelabsに公開されているAndroid Kotlin Fundamentals courseを日本語に翻訳しつつ、筆者の考察も交えながら発信しています。オリジナルのサイト(英文)はこちら。
イントロダクション
基礎講座を順番に進めている方は、ここまでで開発に必要なセットアップは全て済んでいます。またAndroid Studioがたくさんのコードを自動で作ってくれました。それらのコードに変更を加えていく前に、自分が何を作っているのか、Androidアプリのソースファイルをどうやって操作するのかを知ることが重要です。
この記事では、Androidアプリの主要なコンポーネントについてより深く学習します。またボタンに相互作用性(こちらからのタップなどの操作に対してコンピュータが何らかの結果を返す)を追加する方法等を学んでいきます。
前提知識
- Android Studioのインストールの仕方と開き方
- アプリプロジェクトの作り方
- エミュレーター、または実機でのアプリの起動方法
この講座で学べること
- アプリのレイアウトファイルの編集方法
- アプリに相互作用性を持たせる方法
- 新しい用語群。使用されている用語のより詳しい説明や概要を知るためにはVocabulary Glossary(英文)をご覧ください。
概要
- MainActivity Kotlinファイルとアクティビティのレイアウトファイルについて
- レイアウトファイル(XML)を編集する
- アクティビティのレイアウトにボタン要素を追加する
- ハードコード(変更不可)のstringをstringリソース(変更可)に変更する
- ユーザーがボタンをタップした際に画面上にメッセージを表示する機能を追加する