PHP MySQLi関数 リファレンス

PHP MySQLiについて

MySQLi関数を使用すると、MySQLデータベースサーバーにアクセスできます。

Note: MySQLi拡張機能はMySQLバージョン4.1.13以降で動作するように設計されています。

インストール / ランタイム設定

MySQLi関数を利用できるようにするには、PHPをMySQLi拡張機能をサポートするようにコンパイルする必要があります。

MySQLi拡張機能はPHPバージョン5.0.0で導入されました。MySQL Native Driver はPHPバージョン5.3.0で含まれています。

インストールの詳細については、こちらを参照してください: http://php.net/manual/ja/mysqli.installation.php

ランタイム設定の詳細については、こちらを参照してください: http://php.net/manual/ja/mysqli.configuration.php

PHP MySQLi関数

関数 説明
affected_rows() 前回のMySQL操作で影響を受けた行数を返す
autocommit() データベースの変更を自動的にコミットするかどうかをオンまたはオフにする
begin_transaction() トランザクションを開始する
change_user() 指定されたデータベース接続のユーザーを変更する
character_set_name() データベース接続のデフォルト文字セットを返す
close() 以前に開かれたデータベース接続を閉じる
commit() 現在のトランザクションをコミットする
connect() MySQLサーバーへの新しい接続を開く
connect_errno() 直近の接続エラーからエラーコードを返す
connect_error() 直近の接続エラーからエラーの説明を返す
data_seek() 結果セット内の任意の行に結果ポインタを調整する
debug() デバッグ操作を実行する
dump_debug_info() デバッグ情報をログにダンプする
errno() 直近の関数呼び出しのエラーコードを返す
error() 直近の関数呼び出しのエラー説明を返す
error_list() 直近の関数呼び出しのエラーのリストを返す
fetch_all() 結果セットの全ての行を連想配列、数値配列、またはその両方として取得する
fetch_array() 結果の行を連想配列、数値配列、またはその両方として取得する
fetch_assoc() 結果の行を連想配列として取得する
fetch_field() 結果セットの次のフィールドをオブジェクトとして返す
fetch_field_direct() 結果セット内の単一のフィールドのメタデータをオブジェクトとして返す
fetch_fields() 結果セットのフィールドを表すオブジェクトの配列を返す
fetch_lengths() 結果セットの現在の行の列の長さを返す
fetch_object() 結果セットの現在の行をオブジェクトとして返す
fetch_row() 結果セットから1行を取得し、列挙配列として返す
field_count() 直近のクエリの列数を返す
field_seek() フィールドカーソルを指定されたフィールドオフセットに設定する
get_charset() 文字セットオブジェクトを返す
get_client_info() MySQLクライアントライブラリのバージョンを返す
get_client_stats() プロセスごとのクライアントの統計を返す
get_client_version() MySQLクライアントライブラリのバージョンを整数で返す
get_connection_stats() クライアント接続の統計情報を返す
get_host_info() MySQLサーバーのホスト名と接続タイプを返す
get_proto_info() MySQLプロトコルバージョンを返す
get_server_info() MySQLサーバーのバージョンを返す
get_server_version() MySQLサーバーのバージョンを整数で返す
info() 直近の実行されたクエリについての情報を返す
init() MySQLiを初期化し、real_connect()で使用するリソースを返す
insert_id() 最後のクエリで生成された自動生成IDを返す
kill() MySQLスレッドを停止するようにサーバーに要求する
more_results() マルチクエリからさらに結果があるかどうかを確認する
multi_query() データベース上で1つ以上のクエリを実行する
next_result() multi_query()から次の結果セットを準備する
options() 接続オプションを設定し、接続の動作に影響を与える
ping() サーバー接続をpingし、接続がダウンしている場合は再接続を試みる
poll() 接続をポーリングする
prepare() SQL文を実行可能な形式に準備する
query() データベースに対してクエリを実行する
real_connect() MySQLサーバーへの新しい接続を開く
real_escape_string() SQL文で使用するために文字列内の特殊文字をエスケープする
real_query() 単一のSQLクエリを実行する
reap_async_query() 非同期SQLクエリの結果を返す
refresh() テーブルやキャッシュをリフレッシュ/フラッシュし、レプリケーションサーバー情報をリセットする
rollback() データベースの現在のトランザクションをロールバックする
select_db() クエリで使用するデフォルトのデータベースを選択する
set_charset() デフォルトのクライアント文字セットを設定する
set_local_infile_default() LOAD DATA LOCAL INFILEコマンドのユーザー定義ハンドラを解除する
set_local_infile_handler() LOAD DATA LOCAL INFILEコマンドのためのコールバック関数を設定する
sqlstate() エラーのSQLSTATEエラーコードを返す
ssl_set() SSLを使用してセキュアな接続を確立する
stat() 現在のシステムステータスを返す
stmt_init() ステートメントを初期化し、stmt_prepare()で使用するオブジェクトを返す
store_result() 最後のクエリから結果セットを転送する
thread_id() 現在の接続のスレッドIDを返す
thread_safe() クライアントライブラリがスレッドセーフとしてコンパイルされているかどうかを返す
use_result() 最後のクエリから結果セットの取得を開始する
warning_count() 接続での直近のクエリからの警告の数を返す