Android Kotlin基礎講座 06.3:Livedataを使ってボタンの状態をコントロールする

この講座について

この記事はAndroid Kotlin基礎講座の一部です。これ以外のAndroid Kotlin基礎講座(全10回)も一緒に受講することでAndroidアプリの開発手法、およびKotlinの基礎知識を学ぶことができます。全講座はAndroid Kotlin基礎講座にリスト化されていますので参考にしてください。

またこの記事ではGoogle Developers Training teamによってGoogle Codelabsに公開されているAndroid Kotlin Fundamentals courseを日本語に翻訳しつつ、筆者の考察も交えながら発信しています。オリジナルのサイト(英文)はこちら

イントロダクション

この記事ではナビゲーションを実装するためにViewModelとフラグメントを合わせて使う方法を解説しています。目的はViewModelへのナビゲートをいつさせるかというロジックを組み込むことですが、フラグメントとナビゲーションファイルにパスを定義することを忘れないでください。
目的を達成するためにはビューモデル、フラグメント、Livedata、オブザーバーを使用します。

この記事ではボタンの状態を最小のコードでトラックする効率的な方法を紹介します。従って、それぞれのボタンはユーザーがボタンをタップしたときにのみ、有効になり、クリック(タップ)可能になります。

Lesson 6に含まれている記事

前提知識

  • アクティビティ、フラグメント、ビューを使った基本的なUIの作り方
  • フラグメント間のナビゲートおよび、safeArgsを使ってフラグメント間でデータを渡す方法
  • ビューモデル、ビューモデルファクトリー、transformatison、LiveData、オブザーバーについての基礎知識
  • Roomデータベースの作り方、データアクセスオブジェクト(DAO)の作り方、実体の定義のしかた
  • データベースの操作、その他のロングランニングタスク用のコルーチンの使い方

この講座で学べること

  • データベースに存在する睡眠データを更新する方法
  • ボタンの状態をトラックするためのLiveDataの使い方
  • イベントに応じてスナックバーを表示する方法

概要

  • TrackMySleepQualityアプリを拡張して、睡眠の質を評価、質をデータベースに追加、結果を表示できるようにする
  • スナックバーを表示するトリガーとしてLiveDataを使う
  • LiveDataを使ってボタンを有効・無効にする

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