【Kotlin練習問題】rangeTo/..とcontains/inを用いた範囲のチェック

rangeToで値の範囲を作成する方法

KotlinではrangeTo()関数を用いることで、簡単に値の範囲を作成することができます。

rangeToの代わりに演算子”..“を用いることもできます。rangeTo()はよくin!inと共に使われます。

if (i in 1..4) {  //iが1から4の間 1 <= i && i <= 4と同じ コンパイラにはi in 1.rangeTo(4)と解釈される
    print(i)
}

ちなみに1..4で渡される値はIntRange型という範囲を指定する型になります。

containsで範囲に含まれているかを確認する

ある値(i)がその範囲内にあるかを確認するにはcontains、またはinという演算子を用います。

上記のコードをcontainsを用いて表現する場合、以下のようになります。

if ((1..4).contains(i)) {
    print(i)
}

問題

範囲指定を用いて、ある日付(date)がそれぞれ日付を表すfirstとlastの間(それぞれの値も含む)に含まれているかをチェックする関数を実装してください。

fun checkInRange(date: MyDate, first: MyDate, last: MyDate): Boolean {
    return TODO()
}

※MyDateクラスは以下のように定義されているものとします。

//MyDate.kt

data class MyDate(val year: Int, val month: Int, val dayOfMonth: Int) : Comparable<MyDate> {
    override fun compareTo(other: MyDate): Int {
        if (year != other.year) return year - other.year
        if (month != other.month) return month - other.month
        return dayOfMonth - other.dayOfMonth
    }
}
[expander_maker id=”1″ more=”ヒント” less=”非表示”]

ヒント

val list = listOf("a", "b")
"a" in list  // list.contains("a")と同じ
"a" !in list // !list.contains("a")と同じ

date1..date2 // date1.rangeTo(date2)と同じ

Kotlinでは上記コードのようにinはcontainsに、..はrangeToに対応します。

[/expander_maker] [expander_maker id=”1″ more=”答え” less=”非表示”]

答え

fun checkInRange(date: MyDate, first: MyDate, last: MyDate): Boolean {
    return date in first..last
}

[解説]

dateがIntRange型のfirst..lastに含まれているかをdate in first..lastでチェックしています。

戻り値はBoolean型です。

[/expander_maker]

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