PHP 文法

PHPスクリプトはサーバー上で実行され、結果のプレーンHTMLがブラウザに送信されます。

基本的なPHPの文法

PHPスクリプトはドキュメントのどこにでも配置できます。

PHPスクリプトは<?phpで開始し、?>で終了します:

<?php
// PHPコードはここに書かれます
?>

PHPファイルのデフォルトの拡張子は「.php」です。

PHPファイルには通常、HTMLタグといくつかのPHPスクリプトコードが含まれます。

以下に、組み込みPHP関数「echo」を使用して、ウェブページに「Hello World!」というテキストを出力するシンプルなPHPファイルの例を示します:

HTMLコードとPHPコードの両方を含むシンプルな.phpファイル:

<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<h1>My first PHP page</h1>

<?php
echo "Hello World!";
?>

</body>
</html>

注:PHPの文はセミコロン(;)で終了します。

PHPの大文字と小文字の区別

PHPでは、キーワード(例:ifelsewhileechoなど)、クラス、関数、ユーザー定義関数は大文字と小文字を区別しません。

以下の例では、すべてのecho文は同じで合法です:

ECHOはechoと同じです:

<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<?php
ECHO "Hello World!<br>";
echo "Hello World!<br>";
EcHo "Hello World!<br>";
?>

</body>
</html>

注:ただし、すべての変数名は大文字と小文字を区別します!

以下の例を見てください。最初の文だけが$color変数の値を表示します!これは、$color$COLOR$coLORが3つの異なる変数として扱われるためです:

$COLOR$colorとは同じではありません:

<!DOCTYPE html>
<html>
<body>

<?php
$color = "red";
echo "My car is " . $color . "<br>";
echo "My house is " . $COLOR . "<br>";
echo "My boat is " . $coLOR . "<br>";
?>

</body>
</html>