Android Kotlin基礎講座 01.3: イメージリソースと互換性
目次
この講座について
この記事はAndroid Kotlin基礎講座の一部です。これ以外のAndroid Kotlin基礎講座(全10回)も一緒に受講することでAndroidアプリの開発手法、およびKotlinの基礎知識を学ぶことができます。全講座はAndroid Kotlin基礎講座にリスト化されていますので参考にしてください。
またこの記事ではGoogle Developers Training teamによってGoogle Codelabsに公開されているAndroid Kotlin Fundamentals courseを日本語に翻訳しつつ、筆者の考察も交えながら発信しています。オリジナルのサイト(英文)はこちら。
イントロダクション
この記事では前回までの記事で出来上がっているDiceRollerアプリに改良を加えながら、イメージリソースの追加方法を使い方を学習します。また異なるAndroidバージョンへの互換性についてとAndroid Jetpackの役割についても学習していきます。
前提知識
- 新規プロジェクトの作成方法とエミュレーター、または実機でのアプリの起動方法
- resディレクトリーやGradleビルドファイルなどの基本的なコンポーネントについての知識
- レイアウトファイルの編集方法
- コードによるビューオブジェクトの取得方法と編集方法
この講座で学べること
- アプリのリソースにファイルを追加する方法
- アプリのレイアウトに画像を使う方法
- より効率的なコードによるビューの取得方法
- XMLの名前空間でのプレースホルダー画像の使い方
- アプリのAPIレベルについて―最小APIレベル、標的APIレベル、コンパイルAPIレベル
- 以前のAndroidバージョンをサポートするためのJetpackライブラリーの使い方
概要
- 前回までのDiceRollerアプリに表示されていた数字の代わりにサイコロの画像を表示するように修正する
- 画像ファイルをアプリリソースに追加する
- テキストの数字ではなくサイコロの値ごとに異なる画像を表示するためにアプリのレイアウトのアップデート
- より効率的にコードからビューを取得するための改良
- アプリ起動時に空の画像を利用するようにするためのコードの更新
- 以前のAndroidバージョンへの下位互換に対応するためのAndroid Jetpackライブラリを利用するためのコードの更新