Android Kotlin基礎講座 05.4: LiveDataの変換
目次
まとめ
LiveDataの変換
- LiveDataの結果を変換したい場合があります。例えば、日付を表すDate stringを”時:分:秒”の形にフォーマットしたかったり、リスト自体を返すのではなく、リストに含まれる要素の数を返したかったりする場合です。LiveDataを変換したい場合は、Transformationsクラスのヘルパーメソッドを利用できます。
- Transformations.map()メソッドを使うとLiveDataのデータを簡単に操作し、別のLiveDataオブジェクトを返すようにすることができます。推奨される利用方法はTransformationsクラスを使っているデータフォーマットロジックを、UIデータと共にViewModel内に置くことです。
TextViewにおける変換結果の表示
- ViewModel中のLiveDataとしてソースとなるデータが定義されていることを確認してください。
- newResultのような変数を定義してください。変換を実行するためにTransformation.map()を使い、先ほどの変数に結果を代入します。
val newResult = Transformations.map(someLiveData) { input ->
// Do some transformation on the input live data
// and return the new value
}
- TextViewを含んでいるレイアウトファイルがViewModel用の<data>変数を宣言していることを確認してください。
<data> <variable name="MyViewModel" type="com.example.android.something.MyViewModel" /> </data>
- レイアウトファイル中で、ViewModelのnewResultのバインディングにTextViewのtext属性をセットしてください。以下のようになります。
android:text="@{SomeViewModel.newResult}"
日付のフォーマット
- DateUtils.formatElapsedTime()ユーティリティメソッドはミリ秒単位のlong型数値を取り、それをMM:SSという形のstring型にフォーマットします。
お疲れさまでした。次の講座は 6.1 Roomデータベースを作成するです。
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