Android Kotlin基礎講座 06.1: Roomデータベースを作成する
目次
タスク:スターターアプリをダウンロード・調べる
ステップ1:スターターアプリをダウンロードして起動する
- GitHubからTrackMySleepQuality-Starterアプリをダウンロードしてください。
- アプリをビルドし、起動してください。SleepTrackerFragmentフラグメントのUIが表示されますが、データはありません。ボタンはタップしても反応しません。
ステップ2:スターターアプリを調べる
Tip: スターターアプリについてよく知ることは問題に遭遇した場合、原因を特定・解決することを容易にします。
- Gradleファイルを確認してください:
- プロジェクトGradleファイル
プロジェクトレベルのbuild.gradleファイルの、ライブラリバージョンを指定する変数を確認してください。スターターアプリで使われているバージョンは連携して機能し、このアプリで適切に機能します。この記事を終えるまでに、Android Studioがいくつかのバージョンアップを促す場合があるかもしれません。アップデートするか、そのままのバージョンにしておくかは自由です。もしコンパイルエラーが発生した場合は、完成済みプロジェクト内で使われているバージョンを使ってみてください。 - モジュールGradleファイル
Roomを含むAndroid Jetpackライブラリの全てとコルーチンの依存関係が記されていることを確認してください。
- パッケージとUIを確認してください。アプリは機能性ごとに構成されています。パッケージにはこの講座を通して、追加していくコード用のプレースホルダーが含まれています。
- databaseパッケージにはRoomデータベースに関連する全てのコードが含まれています。
- sleepqualityパッケージとsleeptrackerパッケージには各画面用のフラグメント、ビューモデル、ビューモデルファクトリーが含まれています。
- Util.ktファイルを確認してください。睡眠の質データを表示するための関数が含まれています。後に作成するビューモデルに対する参照が含まれているものもあるため、いくつかのコードは現時点ではコメントアウトされています。
- androidTestフォルダー(sleepDatabaseTest.kt)を確認してください。このテストは意図した通りにデータベースが機能しているかを確認するために使用します。