Android Kotlin基礎講座 01.1: 開発を開始する

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タスク:Gradle Scriptsフォルダーについて知る

Gradleとはアプリの構造、環境設定、依存関係などをドメイン固有言語を用いて記述している自動ビルドシステムです。アプリをコンパイルして起動するときに、Gradleビルドの動作に関する情報が表示されます。またAPK(Android Package Kit)のインストールに関する情報も表示されます。(APKとはAndroidOSがモバイルアプリを配布、インストールするために用いているパッケージファイルのことです)

Gradleシステムについて学習しましょう。

  1. Project>AndroidのGradle Scriptsフォルダーを展開してください。このフォルダーにはビルドシステムに必要なファイルがすべて含まれています。
  1. build.gradle(Project: HelloWorld)ファイルを探してください。

    このファイルにはあなたのプロジェクトを組み立てるすべてのモジュールに共通の環境設定オプションが含まれています。すべてのAndroid Studioプロジェクトはただ一つの最重要Gradleビルドファイルを含んでいます。このファイルはプロジェクト内のモジュールに共通のGradleレポジトリーと依存関係について定義しています。
  2. build.gradle(Module:app)ファイルを探してください。

    プロジェクトレベルのbuild.gradleだけでなく、それぞれのモジュールは独自のbuild.gradleファイルを持っています。モジュールレベルのbuild.gradleファイルではモジュールごとのビルド設定を行うことができます。(Hello Worldアプリはひとつのモジュールしかないので、モジュールはアプリそのものを示していることになります)このbuild.gradleファイルはアプリレベルの環境設定を変更するときに最も編集することになります。例えばアプリがサポートするSDKレベルを変更するときや、dependenciesセクションで新しいdependence(依存関係)を宣言する際などにはこのファイルを編集します。これらについては後の記事でより詳しく学習します。

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コードラボJP

大学卒業後SEに就職、現在は退職しフリーランスとして活動中。
『初心者でも挫折せずに一人でプログラミングを学べる』をモットーに、コードラボJPを開設
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