Android Kotlin基礎講座 07.3:RecyclerViewによるグリッドレイアウト
目次
この講座について
この記事はAndroid Kotlin基礎講座の一部です。これ以外のAndroid Kotlin基礎講座(全10回)も一緒に受講することでAndroidアプリの開発手法、およびKotlinの基礎知識を学ぶことができます。全講座はAndroid Kotlin基礎講座にリスト化されていますので参考にしてください。
またこの記事ではGoogle Developers Training teamによってGoogle Codelabsに公開されているAndroid Kotlin Fundamentals courseを日本語に翻訳しつつ、筆者の考察も交えながら発信しています。オリジナルのサイト(英文)はこちら。
イントロダクション
RecyclerViewの主な強みの一つとして、レイアウトを制御したり修正したりするためのレイアウトマネージャーが使えるという点が挙げられます。LayoutManagerはRecyclerView内のアイテムがどのように配置されるかを管理します。
RecyclerViewには一般的なユースケース向けのすぐに使用できるレイアウトマネージャーが付属しています。例として、水平または垂直なリスト用のLinearLayoutや、グリッド(格子)表示するためのGridLayoutなどが使えます。より複雑なユースケースに対しては、独自のLayoutManagerを実装する必要があります。
この記事では、以前の記事から引き続きTrackMySleepQualityアプリを作成しながら、リストの代わりにグリッドレイアウトを使ってデータを表示する方法を学習します。(以前の記事のアプリを持っていない場合は、この記事用のスターターコードをダウンロードできます)
Lesson 7に含まれている記事
- 7.1 RecyclerViewの基礎
- 7.2 DiffUtilとRecycleViewのデータバインディング
- 7.3 RecyclerViewによるグリッドレイアウト
- 7.4 RecyclerViewのタップ処理
- 7.5 RecyclerViewのヘッダー
前提知識
- アクティビティ、フラグメント、ビューを使った基本的なUIの作り方
- フラグメント間のナビゲートおよび、safeArgsを使ってフラグメント間でデータを渡す方法
- ビューモデル、ビューモデルファクトリー、transformatison、LiveData、オブザーバーについての基礎知識
- Roomデータベースの作り方、データアクセスオブジェクト(DAO)の作り方、実体の定義のしかた
- データベースの操作、その他のロングランニングタスク用のコルーチンの使い方
- 基本的なRecyclerViewおよびAdapter、ViewHolder、アイテムレイアウトの実装方法
- RecyclerView用のデータバインディングを実装する方法
- データを変換するためのバインディングアダプターの作り方、および使い方
この講座で学べること
- RecyclerView内のデータをどのように表示するかを変更するための異なるLayoutManagerの使い方
- 睡眠データ用のグリッドレイアウトの作成方法
概要
- 前回の記事から引き続きTrackMySleepQualityアプリを作成
- アプリ内でRecyclerViewによって表示されている睡眠データのリストをグリッドレイアウトに置き換える
完全無料で通えるプログラミングスクール
プログラミング学習はどうしても一人だとつまづいてしまう時がきます。調べればわかることも少なくないですが、最初のうちは調べ方もわからないことが多いため、あまり効率的ではありません。
効率的かつ挫折せずにプログラミングを学習したい方はスクールを検討してみるのも一つの手です。
中には無料で通えるスクールや、就職保証をしてくれるスクールなどもあるので、きっとあなたの目的に応じて最適のスクールが見つかります!以下の記事で評判がよく特におすすめのスクールをいくつかピックアップしているので、スクール選びで後悔したくない方は御覧ください!