Android Kotlin基礎講座 10.2:マテリアルデザイン、ディメンション、カラー

まとめ

フローティングアクションボタン(FAB)

  • フローティングアクションボタン(FAB)は他の全てのビューの上に表示されます。普通はユーザーが画面上で行う主要なアクションと紐づけられます。他のUI要素と同じ方法でFABにクリックリスナーを追加することができます。
  • FABをレイアウトに追加するには、CoordinatorLayoutをビューグループのトップレベルとして使い、それにFABを追加します。
  • CoordinatorLayout内のコンテンツをスクロールさせるには、androidx.core.widget.NestedScrollViewを使います。

マテリアルデザイン

  • マテリアルデザインはアプリをより美しく、使いやすくするためのテーマとスタイルを提供しています。
    マテリアルデザインはテキストがどのように表示されるべきかから、レイアウトをどのようにするべきかまで、全ての詳細仕様を提供しています。完全な仕様を確認するには、material.ioをご覧ください。
  • マテリアルコンポーネントを使うには、gradleファイルにマテリアルライブラリが含まれている必要があります。最新のバージョンが使われていることを確認してください。
implementation 'com.google.android.material:material:1.2.0'
  • ?attrを使ってマテリアルテーマの属性をビューに適用します。

    style=”?attr/textAppearanceHeadline5″

テーマとスタイル

  • スタイルを使ってテーマの属性を上書きできます。
  • テーマオーバーレイを使って、特定のビューおよびその子にテーマを適用させることができます。テーマは親ビューに適用させてください。例として以下のようになります。
android:theme="@style/ThemeOverlay.MaterialComponents.Dark.ActionBar"

それから?attrノーテーションを使って属性をビューに適用します。以下のようになります。

android:background="?attr/colorPrimaryDark"

カラー

  • Color Toolはアプリ用のマテリアルパレットの作成、およびそのパレットをcolor.xmlファイルとしてダウンロードする手助けをしてくれるツールです。
    ImageViewで色彩を設定するとImageViewは指定した色に染められます。例えば、
    android:tint=”?attr/colorOnPrimary”などです。colorOnPrimaryカラーはcolorPrimary上で見栄えがよくなるようにデザインされています。

ディメンション

  • ディメンションはマージン、ガイドライン、要素同士のスペースなど、アプリ全体に適用される寸法用に使用します。

お疲れさまでした。次の講座は 10.3 利用者に向けたデザインです。

おすすめ書籍

Kotlinの文法をまず学びたい!という方には以下の書籍がおすすめです。Kotlinは日本語書籍がまだ豊富とは言えない状況ですが、細かく解説されており、Kotlin入門者のかたでもつまずくことなく学習できると思います。

[itemlink post_id=”1743″]

実際にアプリを作りながら覚えていきたい!という方には以下もお勧めです。はじめに上の書籍で文法をさらっと学んでから取り組むのがお勧めです。

[itemlink post_id=”1745″]