elseとは
前回はif文を使って条件式が成り立つ時に処理を行わせることができるようになりました。
ではif文の条件式が成り立たなかった時に別の処理を行わせたい場合について考えていきましょう。
そこで使われるのが「else」です。「else」はif文と組み合わせて使われるもので、if文が「もし~であれば~を行う」ということを表す一方で、「else」を使うと「そうでなければ~を行う」ということを表せます。
「else」を使ったコードを見ていきましょう。
money = 100
if money >= 150:
print("缶ジュースを購入できます")
else:
print("お金が足りません")
上のコードはお金が150円以上あれば「缶ジュースを購入できます」と表示し、そうでなければ「お金が足りません」と表示するコードです。
今回はお金を表すmoneyは100円しかないので、elseの中のprintが実行されます。if文と同様、elseもインデントがされている文のみ実行されるので、インデントに注意しましょう。
問題
if文の条件に当てはらまない場合、「不合格です」と出力してください。
score = 30
if score >= 40:
print("合格です")
if文の条件に当てはらまない場合、「不合格です」と出力してください。
答え
score = 30
if score >= 40:
print("合格です")
else:
print("不合格です")
[解説]
scoreが40以上のときif文の中身が実行され、そうでなければelseの中身が実行されます。
今回の場合はscoreが30なので、elseの中身であるprint(“不合格です”)が実行されます。
次のステップは elifを使った条件分岐です
プロフィール
大学卒業後SEに就職、現在は退職しフリーランスとして活動中。
『初心者でも挫折せずに一人でプログラミングを学べる』をモットーに、コードラボJPを開設
お問い合わせ等はcodelabsjp@gmail.comまで